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金属製クーラントノズルのデメリット

金属製クーラントノズルのデメリットとは

 樹脂製の組み立て式クーラントノズルに対して、金属製のデメリットは
 次のことが挙げられます。

 ①長さ調整ができない

 ②小さく曲げられない

 ③価格が高い

長さ調整ができない

 樹脂製の組み立て式クーラントノズルは、その名のとおりパーツを自由に組み立てることができます。

 つまり誰でも、その場で長さを変えたり先端のパーツを変えることができます。
 また、途中から2分岐にしたりするパーツもあります。

 金属製の場合パーツ組立式もありますが、フレキを使用しているタイプは、
 あらかじめ長さを決めてから購入しなければなりません。また現場で長さ変更もできません。

小さく曲げられない

 樹脂製のパーツは、1個1個の稼働する範囲が広いため小さい半径で曲げることができます。

 金属製のフレキの場合、最小曲げ半径は大きくなってしまいます。

価格が高い

 樹脂製のノズルに対し、金属フレキ製は価格が高いのが一般的です。

 ただし金属のほうが寿命が長いので、その点では一概にどちらが高いかは
 判断難しいところはあります。

 もちろん金属製のほうが優れている点もあります。お互いのメリット、デメリットを
 考慮して最適なクーラントノズルを選定されることを希望いたします。